矢も楯も堪らず、とはこういう事を言うのだろう。
夏も盛りへと向かいつつある文月下旬、暑い日の午後。無性に滝が見たくなり、「滝と言えば日光か」という至極安直な発想のもと、翌日には日光へと向かう電車に乗り込んでいた。 しかし、予備知識は殆ど無く、救い難い方向音痴であるにもかかわらず、駅の観光案内の窓口で手に入れた地図一枚を頼りに無事二つの滝を見ることが出来たのは、やはり幸いと言わねばなるまい。 足となる車があればもうひとつふたつ位は見て廻りたいところだったが、次回への余韻を残すのも悪くない、と思いつつ暗くなる前に退散。前日の睡眠不足もあり、帰りの電車の中ではただひたすら眠っていた。 今にして思えば。滝を見るというのは口実に過ぎず、年に数回の割で周期的に訪れる、独りでぶらぶらと歩きながらの内省がどうしても必要な時機だったのだと思う。 だが、その一人歩きの場として日光を選んだのは実に正解。 目にも鮮やかな緑のエネルギーを肌で感じ、まるで時が止まってしまったかのような霧の中を泳ぐように歩き、轟音と共に舞い散る水飛沫を全身に浴びると、本当に生き返ったような心地になった。 また近いうちに、是非訪れたいものである。 #
by kanazawa53
| 2004-08-07 18:00
| ~日光編~
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by kanazawa53
| 2004-08-07 17:01
| ~日光編~
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by kanazawa53
| 2004-08-07 17:00
| ~日光編~
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by kanazawa53
| 2004-08-07 16:58
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by kanazawa53
| 2004-08-07 16:57
| ~日光編~
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